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手足口病猛威 中国当局隠蔽か

2010年06月16日

【新唐人2010年6月17日付ニュース】中国で今、手足口病が猛威を振るっています。当局によると、5月の感染者は35万人を超え、186人が死亡。これに対し、感染者の家族は「実際の死亡者はもっと多いはず」と訴えます。

3歳の息子が感染したという高さんは「手足口病の死亡者は、報道よりもずっと多い。当局は隠蔽している」と声を強めます。 

山東省菏澤市 高さん「付近の10余りの村で大流行している。報道では死者は数人、私の地区だけで 何人も死んだ。死者は この何十倍のはずだ」
 
甥が感染したという、譚さんは「地元政府の対応不足が感染の拡大を招いた」と非難します。
 
河北廊坊市 譚さん「病床もない、隔離もせず 廊下に放置され、交差感染が起きた。3日で1万5千元(約20万円)、こんな医療費 払えない」
 
河南省の謝さんの子供は5月30日に発病し、病院に送られてからわずか1日半で亡くなりました。
 
河南漯河市・子供を亡くした 謝さん「病床が足りず廊下にいた子供が危篤になり、ICUに送られたが、1日半で6500元。全部 借金だ」
 
当局によると、5月の手足口病の感染者は35万4347人で、死者は186人。今年1月から5月初めまでの感染者は42万人余りで、260人が死亡、ということになっています。
 
新唐人記者がお送りしました。
 
 

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